寿がれる命


かなり遅い起床。頼まれ仕事をやっつけまたまたYさん宅@吉祥寺へ。
Sちゃん、口をもごもごさせて何かしゃべりたそう。
感動して涙ぐむ。自分の意識が及ばないところで自分を動かしている力。
肉体と意識が乖離しちゃうとね、裏切られた気分になっちゃうんだけど。


赤ちゃんは本当に必死。寝返りすら打てない彼女だから、もう
必死に泣きます。だれかが24時間そばについてないと、死んじゃうからね。
ミルクを飲んでる最中にちょっと哺乳瓶を口から放すだけで「うぎゃー!!」


世の中、死にたい人なんていっぱいいるのにね。
本質的には生きようとしてるんだよね。不思議。


犬猫に対する感情、かわいいとかってやつ。それとはまったく別の
感情を抱いて、ちょっとびっくり。あえて言うなら「いとおしい」。
それもSちゃんはもちろんのこと、彼女の命、彼女が生きている
ことに対してね。


子育てって24時間体制で本当に大変。でも、いま生きているってことは
親なり親戚なり施設の人が面倒見てくれて立ってことなんだよね。
母親業って見直されるべきだと思う。強く思う。
もちろん、生む、生まないの自由はその人に帰属するものだけれども。
もっと、子供を生みやすい、育てやすい社会にしないとね。